[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 13[3,5,5] > 13 #2 (3D6) > 15[5,5,5] > 15 #3 (3D6) > 6[2,2,2] > 6 #4 (3D6) > 7[3,1,3] > 7 #5 (3D6) > 10[5,3,2] > 10
[メイン] GM : 準備を聞こう
[メイン] : 教える
[メイン] GM : 出航だァ~~~
[メイン] : 出航だァ~~~!!!
[メイン]
GM :
[メイン] GM : □冒頭:あてんしょん
[メイン]
GM :
探索者が目を覚ますと、そこは
白い空間であった。白い壁、白い机、
白い椅子、白い本棚、白い額縁
[メイン]
GM :
──いいや、そこにひとつだけ、
白い机の上に一丁の黒いレボルバーが
存在していた。
[メイン] :
[メイン] : そこは、
[メイン] : 一面の銀世界
[メイン] :
[メイン] : そして、
[メイン] : 影
[メイン] :
[メイン] :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あらあら?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ここは…どこかしら?」
[メイン] GM : 『おはよう、探索者。』
[メイン]
GM :
探索者の耳に届くのは機械とは
程遠いが、聞き取りにくい僅かに
人とは思い難い声が聞こえてくる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「おはよう~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あなた、優しいのね?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冬に起こしてくれるなんて!!」
[メイン] GM : 声は一定の調子で続けられた。
[メイン]
GM :
声は語る。
『君にはAを探してもらいたい』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「A?」
[メイン]
GM :
声は訴える。
『Aは何処かに隠されている』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「そうなの~」
[メイン]
GM :
声は求める。
『そして君にはAの答えを解いて欲しい』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「なるほど~」
[メイン] GM : それっきり、声は聞こえてこない。
[メイン] GM : しかし視線だけ感じる気がする。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あらあら、早く冬眠したほうがいいかもよ?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それにしてもいい空間ね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「一面、白いわ!」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうしてレティはくるくると踊る。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 白を身体全身で感じる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : しばらくくるくるしているうちに、あることに気づいた。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ここ、全然寒くないじゃない」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「本当に冬なのかしら~?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうして回転は少しずつ小さくなっていき。
[メイン] レティ・ホワイトロック : やがて白い壁にぶつかった。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「痛…」
[メイン] GM : 『申告、Aとは誓い合いました』
[メイン] GM : ぶつかった壁に書いてあったのは華奢な白文字だった。
[メイン] GM : 目を凝らせなければ見つからないような文字だが、確かにそこにあった。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「誓い…ねぇ」
[メイン]
GM :
ダ
ァ
ン
ッ
!!
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「!?」
[メイン]
GM :
──からん、からから…
から、…ん……
[メイン]
GM :
探索者は発砲音を聴く。
そして、華奢な文字を撃ち抜くと、
壁は、綺麗な白い肌を滑り落ちるように
赤黒い液体をゴポリと、音と同時に壁に
楕円に開いた穴から零し出した。
[メイン]
GM :
まるで、そう、それは
白く美しい肌を撃ち抜いた様に。
赤は止め処なく溢れていく。
まるで息をしてるかの様に、ゆったりと。
【SAN値チェック:1d3/1d6】
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=75 (1D100<=75) > 54 > 成功
[メイン] レティ・ホワイトロック : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] system : [ レティ・ホワイトロック ] SAN : 75 → 72
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「全く…びっくりしちゃった」
[メイン]
GM :
『申告、Aは最期まで≪情熱≫でした』
白い文字の上に塗り潰された血文字。
弱々しく、そして真っ赤に熟れている。/
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「白い雪面の上に赤いモノ…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「遭難して死んじゃった人間の色?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それとも…あの忌々しい紅白のヤツ?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「まあいいわ、今の私には関係あることか、ちょっと分からないわ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私にとって重要なことは…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ここが冬であるか、よ」
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「くるくる、くるくる~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 辺りを見回す。
[メイン]
GM :
──さて、ぐるりと見渡せば、
この部屋はとても単純な白い部屋。
机の前には椅子。椅子の背後には本棚。
左の壁は白く、右の壁には額縁がある。
そこはまさに真っ白な、部屋。
[メイン] GM : 白とは言うものの決して雪の白色ではないし、気温はおおよそ適温……人間でいうところの……である。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「参ったわ、このままだと全力で楽しめない」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ひとまず私の周りだけでも冷やそうかしら」
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=89 寒符「リンガリングコールド」 (1D100<=89) > 46 > 成功
[メイン] レティ・ホワイトロック : 弾幕のような寒気が周りに広がっていく。
[メイン] GM : では、部屋の気温はすぐに落ちていきます。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「いい気分だわ~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そう言って、もう一度注意深く見渡す。
[メイン] GM : 気温が下がっても、部屋にはおおむね変化はない。
[メイン] GM : ただ……白い冷気と白い部屋の中で、幾つか他に目立つ色彩があることには気づけるかもしれない。
[メイン] GM : 例えば机の上の銃は黒く、絵画の中は青色で埋め尽くされている。
[メイン] GM : それが少し目にちらついたかもしれない。
[メイン] GM : それくらいですね
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「青…氷?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それに黒は…枯れ木か、穴かしら」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「うーん…冬っぽいけどその割には動物が飛び出てこないし妖精もいない…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「まだよくわかんないわね」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「てことは…人間の何かかしら」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あ!あれは見たことあるわ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「この前人間の道具屋を襲ったとき目にしたの~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そう言って、本棚に近づいた。
[メイン]
GM :
一冊だけ、背表紙が薄灰色の本があった。
背表紙にはゴシック体の文字で
『花と色彩に関する関連性について』
と書かれている。
[メイン]
GM :
この部屋は白いが、先ほどの通り所々色が見え隠れしている。
何かを暗示しているのであろうか?
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「花って実はあんまり見たことないのよね」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冬になるとほとんどどこかに行ってしまうし~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「でも美しい、ということは知っているわ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私の力も花に例えられるくらいだし~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「…ちょっくら使ってみる?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=75 冬符「フラワーウィザラウェイ」 (1D100<=75) > 52 > 成功
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうして本を取る。
[メイン]
GM :
探索者が抜き取れば、その表紙には
次のように記載されているだろう。
『証言、Aは語りました』
[メイン]
GM :
本を開くと、最初の1ページ目に探索者の
母国語で『提示、Aはその時執筆をしていた』
と言葉が書かれている。
最初の1ページ目の右下には『0』、
次のページ(本を見開いて左側、左下)には
『1』と数字が振られており、
ページ数を意味しているとわかる。
ページをパラパラと捲ると、『5』は青、『29』は白、『30』は赤黒、
『32』は赤で紙一面塗られている。
『5』には赤と白の文字で文章が書いてある。
白い文字で、『僕は好きだ』。
赤い文字で、『僕は尊敬する』。
『29』には赤文字で文章が書かれている。
『貴方は情熱的だった』
『薔薇で結婚してくださいって表して、
108本の薔薇はロマンチックで素敵ね』
『私だって、私はあなたにふさわしいわ』
『30』には白字の文章が存在する。
文字は抱え込まれたように、少し掠れている。
『貴方はあくまで私のもの』
『決して滅びることのない愛だ』
『32』には、記載途中の文章が存在する。
万年筆を落としたのだろうか。
『それは≪奇跡≫と言えた。
愛する子、授かった奇跡、ああ、よかった。
私たちの夢が叶ったのだ。
これは神の祝福と言って過言で、』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「そういえば人間は冬を越すために本を読んで過ごす、なんて文化があるらしいわね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「こんなに楽しいのに、外に出ないなんてよく分からないわ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「でもそう考えると、冬を過ごすための道具があるここはやっぱり冬…?」
[メイン]
GM :
ダ
ァ
ン
ッ
!!
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「!」
[メイン]
GM :
──からん、からから…
から、…ん……
[メイン]
GM :
探索者に向けた発砲音。
だが音質の原因は存在せず、
その代わりに真っ白な本棚には血飛沫が
激しく飛び散っていたことだろう。
【SAN値チェック:0/1d3】
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=72 (1D100<=72) > 42 > 成功
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あ!汚さないでよ~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「全く、ふわふわしたあいつの仕業~?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「まだ赤じゃない部分を探さなきゃ…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうして、くまなく探す。
[メイン] GM : では裏表紙にも文章が書かれているのを見つける。
[メイン]
GM :
『提示、物事には意味がある』
淡々と書き留められていた。
[メイン] GM : アイデアが振れる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=50 アイデア (1D100<=50) > 20 > 成功
[メイン] GM : 『ここでの物事は全て言葉遊びであると共に一つの事件ではないか』と思うかもしれない。/
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冬に遊びたくなるなんてなかなか人間もいい趣味してるじゃない」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「でもそれが事件だったら…?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私はメイドでも魔法使いでもないのに~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「はぁ、こんなに頭を使ってたら疲れちゃうわ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 椅子に座ろうと覗き込む。
[メイン]
GM :
白い椅子の背もたれから、
椅子の脚にかけて薔薇(イバラ)が
蔓を伸ばしている。背もたれには
ゴシック体の文字が刻まれている。
[メイン] GM : 『追伸、Aにとって不幸中の幸いでした』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 薔薇の色は分かるかしら~?
[メイン] GM : 白い椅子だから、ついている薔薇の色も白になるね
[メイン] レティ・ホワイトロック : 何か親近感を覚え、手を伸ばし、
[メイン] レティ・ホワイトロック : 棘のことを思い出して、慌てて引っ込める。
[メイン]
GM :
ぱ
き
ん
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「!」
[メイン]
GM :
触れるか触れないかのところで、パラパラと、薔薇のトゲが蔓から落ちる。
無動作に、意図せず、自然に。
[メイン] GM : そして――
[メイン] GM : 『…、──ッ…!!!』
[メイン]
GM :
遅れて、声にならない、声になっていない
何かが耳を突き刺す様に
椅子後部から勢いよく響き渡った。
それは強く胸を(呼吸を)締め付けた(何故か)
そしてまた(また?)胸を痛める(どうして)
[メイン]
GM :
探索者は自分でありながら
自分ではないような感情の起伏に
戸惑いと苦しさと理解のできなさを感じ
嫌な汗をかくことだろう。
【SAN値チェック:1d6/2d6】
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=72 (1D100<=72) > 87 > 失敗
[メイン] レティ・ホワイトロック : 2d6 (2D6) > 10[5,5] > 10
[メイン] system : [ レティ・ホワイトロック ] SAN : 72 → 62
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=50 アイデア (1D100<=50) > 5 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ふふ…ふふふ…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ぱきーん!」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ぱきーんですって!ぱきーん」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ぱきーん、ぱきーん、ぱきーん」
[メイン] レティ・ホワイトロック : その音を確かめるために、棘に手を伸ばす。
[メイン]
GM :
床に落ちたトゲに埋もれるように、
銀色の小さな輪っかをつけた、
透明な花弁を持つしおれた薔薇が
一輪だけ床の上に転がっていた。/
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ふふ…ぱきーん!」
[メイン] レティ・ホワイトロック : ぱきーんするために手に取る
[メイン] GM : 透明な薔薇自体は生花のように見える。余程凍らせなければぱきーんとは鳴らなそう。
[メイン] GM : 輪っかの方は指が通るくらいの大きさか。
[メイン] GM : また、輪っかには以下のような文字が刻まれている。
[メイン] GM : 『命名、Aは____』
[メイン] GM : /
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ぱきーん…ぱきーん…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「…透明な薔薇なんて初めて見たわ~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「少し透かしてみましょうか~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=65 白符「アンデュレイションレイ」 (1D100<=65) > 5 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] GM : では
[メイン] GM : 透明な薔薇を白い光が抜けて煌めきます。
[メイン] GM : そうして薔薇は一時、白く染まって見えますが……
[メイン]
GM :
あなたはそれを適切ではないと感じた。
この薔薇は白くあるべきではないのではないか?
[メイン] GM : また、同時にこの透明な薔薇にも本来あるべき色があるのではないかと思いました。
[メイン] GM : 以上。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「…ふーん」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「でも、白っぽくない薔薇がしおれているということは…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「やっぱり冬なのかしら!ちょっと確信が持ててきたわ!」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「🎵~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 鼻唄を唄いながら椅子に座って、机を眺める。
[メイン]
GM :
『──公言、Aは僕の尊敬でした』
書いてあるのはおぼつかない青い文字だった。滑る様に机を見渡して、
ようやくみつけたよれよれの文字であった。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「尊敬といえば…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ほとんどの音が吸収される雪景色の中」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「空から奏でられる音」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「煌めく空の三重奏」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ああいうことが出来るのは、どんなモノたちなのかしらね~」
[メイン]
GM :
ダ
ァ
ン
ッ
!!
[メイン]
GM :
──からん、からから…
から、…ん……
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「リアクションがそろそろ…」
[メイン]
GM :
探索者は発砲音を聴く。
机の上のリボルバーは煙を吐いて、
机の上にあったはずな文字は消えて、
机の上に書かれていたものは変わる。
[メイン]
GM :
『密告、
Aは
奪う
に
飽き足らなかったんだ』
[メイン] GM : 赤黒い液で乱暴に書かれた。
[メイン] GM : そして。
[メイン]
GM :
『そんなことないもん』
机の角に小さな青い文字が、ひっそりと書かれていた。
[メイン] GM : アイデア振れるよ
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=50 アイデア (1D100<=50) > 18 > 成功
[メイン] GM : 赤黒い液の文字と青文字は手癖が違うように見える。/
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「だめよ~もっと仲良くしなきゃ~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それにしてもこの黒いモノ…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「…何かしら?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ひとりでに何かを撃ちだしたということは…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「妖精のなれの果てかしら!」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あははっ、面白ーい!」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「さてさて、どんな動きをするのかしら」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「例えば机を動かしてみたら…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=50 怪符「テーブルターニング」 (1D100<=50) > 33 > 成功
[メイン] GM : テーブルが回ると……銃もその上で一緒に回りますね
[メイン] GM : ただ別に摩擦が強いというわけではないので……机と少しズレはするでしょうが……
[メイン] GM : まあ要するに普通の動き方をしました。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「動けはしなさそうね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 銃口を自分と逆の方向に向けて、銃を見る。
[メイン]
GM :
真っ黒のペンキで塗られたような銃。
持つとずっしりとしている。
[メイン]
GM :
銃の側面に文字が刻まれている。
『事実、私は目の前の存在を殺したい』
[メイン]
GM :
銃の側には空の銃弾がひとつだけ落ちている。
おそらく既に一回、撃ち放たれたのだろう。
[メイン] GM : また、銃弾が一発だけ銃にまだ入っていることに気づいてよい。/
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「全く、殺しなんて野蛮よね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私も時々人間が死んでるのを見るけど~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あれは冬がやったことだからね~仕方がないことよ~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あと人間はちょっと抱きしめるだけで冷たくなるんですもの」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「遊んでて面白いわ~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それにしてもかわいそうな妖精、私の遊び道具になりませんこと?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「光栄に思いなさいね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうして銃を裾に入れる。
[メイン] GM : 問題なく入れられる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ああ…そういえば別の妖精はどうなったかしらね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 裾から出してみよう
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=21 冬の忘れ物 (1D100<=21) > 71 > 失敗
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「…凍ってて動かないわね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 仕方がないので、机の上に投げ捨てる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ちょっと頭使ったし休憩しようかしら~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あら…引き出し?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「中に妖精がいたら楽しそうね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 開けてみる。
[メイン] GM : 引き出しを開くと一冊の『小さな手帳』が出てくる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あらあら~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 読んでみましょうか
[メイン] GM : ざっと見たところ、まるで小説などに使う題材を書きまとめたメモ帳のように感じられる。
[メイン] GM : ちゃんと読み取れるかアイデアか相応の技能を振ること
[メイン] レティ・ホワイトロック : うーん…情報は欲しいところね…
[メイン] レティ・ホワイトロック : 光に透かして判断させてみましょうか~
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=65 白符「アンデュレイションレイ」 (1D100<=65) > 65 > 成功
[メイン]
レティ・ホワイトロック :
ギ
リ
ギ
リ
[メイン] GM : ピッタリ賞だ~~!
[メイン] GM : では強い光に透かすことで、やや強く書かれた……要するに重要な部分が抜き出て見えました
[メイン] GM : 内容は以下。
[メイン]
GM :
--------------------
■白色 「純潔」「私はあなたにふさわしい」
■赤色 「情熱」「熱烈な恋」
■青色 「夢かなう」「奇跡」「神の祝福」
■黒色 「貴方はあくまで私のもの」「決して滅びることのない愛、永遠の愛」
■黒赤色 「死ぬまで憎みます」「憎悪」「恨み」
■トゲ 「不幸中の幸い」
--------------------
[メイン] GM : ピッタリ賞のあなたはこれが薔薇に関する花言葉だとわかる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 白の花言葉に目を引かれる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 畢竟、レティは白いバラしか見たことがなかったからだ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私はあなたにふさわしい」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そう言ってきたモノのことを思い出した。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 無論、冬の怒りを買って氷漬けとなったが。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「腹が立つわね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それにしても、薔薇ってこんなに種類があるのね」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冬に見せてくれる人はちょっと興味あるかもね」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私も、それ相応のものを用意しなきゃ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 一応、くまなくメモの中身や外側を見てみる。
[メイン] GM : 他に重要な記述は無さそうだ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「しまっておきましょう~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 銃と同じ裾の中に入れた。
[メイン] GM : 問題なく入れられる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「さてさて…薔薇…薔薇…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あっ!あそこに青いのがあるわ!」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「薔薇かもしれないわね~見てみましょう~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうつぶやいて、絵画に近づく。
[メイン]
GM :
よく目を凝らして確認するが、
特に際立って目立つモノは何もない。
白くて華奢な額縁の中に収められた絵は
原色の青のみで塗られている…。
[メイン]
GM :
もし探索者なら此処には何を収めたであろう。
心の隅で考えてみたかもしれない。
[メイン]
GM :
額の下には『かつて青は中にいた』と
刻まれているプレートが一枚。
探索者だったらどんなタイトルをつけるだろうか。/
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私なら…私なら…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「雪の花?保存用の妖精?小さな果実?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それとも…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「少なくとも。」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「大事なモノを入れるわね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「春や夏や秋に、取られたりしたらたまらないし…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「大事なモノほど、身体の近くに置いておくの~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「例えばこの大きい雪の花とか~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : それを取り出そうとする。
[メイン] GM : では代わりに何か堅いものに手が触れる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あら?動物の歯でも入れてたかしら?」
[メイン] GM : やや鋭利に感じるのは間違いない。本当に歯かもしれない。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 注意深く取り出してみましょう~
[メイン]
GM :
取り出してみると、それはナイフだ。
と、言っても小さなもので、
何か物を切ると言うよりは、刻むことに
向いていそうだと探索者は感じた。
[メイン]
GM :
刃の側面にはこのような文字がある。
『解答、Aを求めるのにペンが必要だろう』
[メイン] GM : これで何かを解けということだろうか。/
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「う~ん…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 白。白。白。青。時たま黒。
[メイン] レティ・ホワイトロック : ここはレティの求めるものであり、くるくるするだけでとても楽しい場所だ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「でも…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : レティは悲しき妖怪の性を持つ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : そう、飽きてしまったのだ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 四季は彩り、始まりがあれば終わりを持つ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : それは不変のことであり、逆らうことは「冬」に逆らうことである。
[メイン] レティ・ホワイトロック : だからこそ…
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ここは冬であって、冬ではない」
[メイン] レティ・ホワイトロック : それはかつての永き冬とも同じようでいて少し違うものであり、
[メイン] レティ・ホワイトロック : 息苦しさを感じ始めていた。
[メイン] レティ・ホワイトロック : それに、
[メイン] レティ・ホワイトロック : 冬は孤独だ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 孤独というものに対する感情をレティはいろいろと持ち合わせている。
[メイン] レティ・ホワイトロック : それは、「嬉しい」だったり、「寂しい」だったり、「楽しい」だったり、「悲しい」だったり
[メイン] レティ・ホワイトロック : 時と場合によっていろいろな形に変化するが。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 孤独というものの本質は変わらない。
[メイン] レティ・ホワイトロック : イデアというものはそこに存在する。
[メイン] レティ・ホワイトロック : そしてこの場所には、孤独がない。
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : よく分からないモノたちが一緒にいるのは恐怖でしかない。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 一刻も早く、ここから抜け出したい。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 飽きっぽい物の怪は、そう思った。
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「さて…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 取り出すのは、透明な薔薇。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「本当は白が好きなんだけど…そうじゃない感じだしね」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 光の加減で姿を変える薔薇を眺める。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「今の私はこの薔薇に、」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「なんでもいいから色を付けたい気分なの~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そういってナイフを取り出し
[メイン] レティ・ホワイトロック : 指をさっとなぞる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうして出てきたのは
[メイン] レティ・ホワイトロック : レティも初めて見る
[メイン] レティ・ホワイトロック : 赤い、鮮血。
[メイン] レティ・ホワイトロック : その色に驚きながらも、赤いモノを垂らす。
[メイン] system : [ レティ・ホワイトロック ] HP : 7 → 6
[メイン] レティ・ホワイトロック : -17度を維持。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 血が凍らない、ギリギリの温度。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 命名、Aは
[メイン] レティ・ホワイトロック : 気高い、赤。
[メイン]
GM :
透明な薔薇に冷たい血が染み渡る。
それは不可思議な程の速度で花の全体を染めていく。
[メイン] GM : 確かに赤い薔薇になった。
[メイン]
GM :
[メイン] GM : では、おはよう。
[メイン]
GM :
それが貴方の答えであり、それが貴方だ。
いままさに、貴方に命名された。
[メイン]
GM :
Aとは、貴方が答えた存在であり、
そしてAの存在は今、貴方と等しい。
[メイン] GM : 今、貴方はAその者であるはずだ。
[メイン] GM : Aたる貴方の答えた解答に、更に問おう。
[メイン]
GM :
さあ、そのリボルバーを握りたまえ。
構えたまえ。そして解答せよ。
貴方が何をしたいかを開示せよ。
[メイン]
GM :
[メイン] GM : 『宣言、Aは___を_____』
[メイン]
GM :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : 私は、白を失った。
[メイン] レティ・ホワイトロック : そして、きっと、青も。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 幸せだった日々は、こうして終わりを告げた。
[メイン] レティ・ホワイトロック : その時に私が思ったことは、
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冷たい」ということだった。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冷たい」というものは、元来気温が低いということを指し、一般的に良い意味とは思われないが、
[メイン] レティ・ホワイトロック : 私にとっては違う。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冷たい」とは冬がもたらすもの。
[メイン] レティ・ホワイトロック : それは他の季節と同じ天からの恵みであり
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「与えられる」モノだ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 今私は、白と青を失ったが、逆に考えると「冷たさ」を与えられたのだ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 嗚呼、なんとこの世の不思議なことだろう。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 天よ、自然よ、冬よ
[メイン] レティ・ホワイトロック : 私がもっと与えられるためにはどうしたらいいだろうか。
[メイン] レティ・ホワイトロック : そう思って、黒を取り出す。
[メイン] レティ・ホワイトロック : これが、これこそが
[メイン] レティ・ホワイトロック : 私に「冷たさ」と、「永遠の愛」を与えてくれる
[メイン] レティ・ホワイトロック : 銃口をこめかみに向ける。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 引き金の引き方は赤黒が教えてくれた
[メイン] レティ・ホワイトロック : 覚えておくといい
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私こそが、くろまくよ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうして引き金を引き
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=89 寒符「リンガリングコールド」 (1D100<=89) > 45 > 成功
[メイン] レティ・ホワイトロック : 放たれた弾丸は銃口内で凍らされる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「でもね、私は」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ふつうのくろまくよ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「確かにこの冬を楽しんではいたけど…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「もっと楽しんでるモノがいるんじゃないかしら?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「宣言、Aは」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「くろまくを引き出す」
[メイン] GM : 『黒幕、というものは』
[メイン] GM : 『この件においては多岐に渡る』
[メイン]
GM :
探索者の耳に届くのは機械とは
程遠いが、聞き取りにくい僅かに
人とは思い難い声が聞こえてくる。
[メイン] GM : 『しかし、最も楽しんでいる者であれば……』
[メイン] GM : 『1人しかいなくなってしまう』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「そうね~だから」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私はふつうのくろまく」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ふつうじゃないモノもたまにはお目にかかりたいの~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冬は、孤独でしょう?」
[メイン] GM : いつの間にか。
[メイン] GM : 部屋の椅子には一人の人影が腰かけていた。
[メイン] ??? : 『しかし、顔を見せるのもやぶさかではない』
[メイン] ??? : 『Aを見つけた貴女には資格がある』
[メイン] ??? : 『自らの行動を決める権利がある』
[メイン] ??? : 『貴女は黒幕を引き出した。では、どうする?』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「そうね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「一つ確認なんだけれど~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ここは、冬?」
[メイン] ??? : 少し思案するように机を指で叩いた。
[メイン] ??? : 『冬も含むところの多い言葉だ』
[メイン] ??? : 『ある意味では冬と言える。ここはある男の人生の冬そのものだ』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あら~かわいそうに~」
[メイン] ??? : 『とはいえ、私ならば雪の一つも降らない場所を冬とは呼ばないが』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「そうね~雪があったほうが嬉しいものね~」
[メイン] ??? : 『結論を言うならば、冬かどうか決めるのは貴女だ』
[メイン] ??? : 『提示、物事は多面的である』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ふーん…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「では、なぜ、」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「あなたはこのAの人生を表現しつつ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私をここに呼んだの~?」
[メイン] ??? : 『私にとっては、ただの遊びでしかない』
[メイン] ??? : 『Aの人生は終わっていない』
[メイン] ??? : 『その続きを決められる誰かであればそれでよかった』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「なるほど~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ねえ、私」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「この物語の中でね、」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「白が好きなの」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「もともと白という色が好きなのもそうだけど~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「白にはね、寒さがあったの」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「寒さとは、温度が低くなること、つまり、」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「奪われること」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「それがとっても冬らしかったわ~」
[メイン] ??? : 『成程』
[メイン] ??? : 続けて、と言うように椅子に座ったままだ。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ねえ、くろまくさん」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 腕を広げて、ゆっくりと近づく。
[メイン] ??? : 動く様子は見せない。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「もし私がAだというなら」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「私、もっと楽しんでみたいわ」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「だから、あなたは」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「白になってくれる?」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「冬は、孤独だもの」
[メイン] ??? : 『ふむ』
[メイン] ??? : 『それがAの決断であるならば、受け入れよう』
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ふふっ…ありがとう」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そうして白を抱きしめる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : CCB<=89 寒符「リンガリングコールド」Lunatic (1D100<=89) > 27 > 成功
[メイン] レティ・ホワイトロック : 白の顔を見つめて、こうつぶやく。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「ねえ私、とっても寒いわ」
[メイン] ??? : 『貴女らしくもないことを言う』
[メイン] ??? : 『貴女は《情熱》だ』
[メイン] ??? : 強く抱きしめ返す。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「この物語もこの空間も、私たちも」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「全てが全て真似事だけど」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「とっても面白い」
[メイン]
??? :
白は何も言うことはなかった。
ただ赤を抱きしめていた。
[メイン] ??? : 体温が徐々に失われていっても、腕をそのままにしていた。
[メイン] ??? : その内に、体は微細な動きも失い完全に凍てつくが、その姿勢が崩れることはなかった。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「…つれない人」
[メイン] レティ・ホワイトロック : そのまま大半の力を使ったレティは、目を閉じる。
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] GM : 次に探索者が目を覚ますと、そこはいつもの探索者が過ごしている日常である。どこにもあの白い部屋は存在していない。
[メイン] GM : いや、いつもの、というのはやや語弊があった。
[メイン] GM : 探索者の傍には朽ち切った白い薔薇が横たわっていた。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「全く…」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「これだからこの花を贈るモノはダメなのよね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「さて…私が起きたということは」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 外を見る。
[メイン] レティ・ホワイトロック : そこは、一面の雪景色。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 白い薔薇を、優しく凍らせる。
[メイン] レティ・ホワイトロック : あのひと時を永遠とするように。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 否、
[メイン] レティ・ホワイトロック : 季節が巡っても、また巡り合えるように。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 寝倉にそれを置いて、
[メイン] レティ・ホワイトロック : あの部屋とは違う、
[メイン] レティ・ホワイトロック : 光が反射する、「白」に歩みを向ける。
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「さて…今日は何をしようかしら~」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「たまには、」
[メイン] レティ・ホワイトロック : 「外で花を眺めるのもいいかもしれないわね~」
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : 命名、赤。
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック : そして、命名、白。
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック :
[メイン] レティ・ホワイトロック :